「悔しさ」を忘れないこと

7月3日。サッカーワールドカップロシア大会で、決勝トーナメントへ進んだ日本が、ベルギーに逆転負けを喫しました。

日本では深夜3時台の放送スタートでしたがウトウトしながら観戦。格上の相手とあって期待しすぎずに。。。と思ったら2点先制。そこからガラリと3点返され、日本は敗退となりました。


いぬいィ・・・・よくやったよ・・・

試合後ぼろぼろ涙が出てきてしまいました。
私はスポーツの試合はいろいろ観ているもののそんなことは滅多にありません。

悔しい。

そう思いました。いや、悔しいのは誰より日本代表選手のメンバーなはず。
なら私のこの悔し涙はなんなのだろうか。

ワーホリ前半を振り返る|MITO MEMO – Ireland working holiday blog

まさに以前こちらの記事で書いた内容かもしれません。

アジア人だからなんとなく違う態度をとられる。
英語がなかなかうまく話せない。
警察がまともに取り合わない。
英語を話せるのがデフォルトで、さらにスキルですごいやつがいる。
(ブログに書いてないけど)内定もらったのに取り消される。

重ねるのもおこがましいけれど、私が海外で感じた「悔しさ」がまた呼び起こされた。そういう感覚でした。

プロの世界、周りとフィジカルも全然違う環境に身を投じている彼らはそんなものじゃない、もっと悔しい想いを数えきれないほど経験していることでしょう。

ちょうど語学学校時代の友達にベルギー人がいて、ベルギー対日本とあって試合前もFacebook上でやりとりをしていました。歳は私より10個ぐらい若いのに、授業では的確な発言、勉強熱心、ウィットに富みよく笑い、思いやりも溢れていて、Facebookで今もずっとつながっている友達のひとり。
それもまた縁だろうか。私が語学学校で悔しくて泣いている間、慰めも責めもせず、黙ってずっと私のそばにいてくれた子でした。
今となっては恥ずかしい限りだが・・・

あの頃の悔しさがあったから英語の習得もがんばれたし、気持ちもすこしタフになれたと思う。
少し忘れかけていたけど、今日また、この試合を観ていて思い出せた。

悔しさ、忘れたくない。

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