Ryanair – ライアンエア2018年11月現在のあれこれ

アイルランド発祥の格安航空でLCCのパイオニア。みんな大好きライアンエアに4年ぶりに乗ったらまた規則がいろいろ変わっていたのでメモしておきます! いっときは機内持ち込みサイズのキャリー+バッグ一点を無料で持ち込めたのですがユルすぎたのでしょう。その時に比べれば厳しくなりました。

過去によく読まれていたライアンエアの記事はこちら。
格安航空ライアンエアーで飛ぼう!
格安航空ライアンエアで【もっと】飛ぼう!2014年3月現在の変更点

今回の記事では、「手荷物ポリシー」と「ボーディングパス」の変化をまとめておきます。

2018年11月現在の手荷物ポリシー

  • 「プライオリティ(有料)」を選択すれば、引き続き2点バッグを持ち込める(機内持ち込みサイズキャリー+ハンドバッグ)
  • 「プライオリティ(有料)」を選択しなかった場合は、スモールバッグのみ
  • 2018年11月1日以降「スモールバッグ」の定義を40%大きくする(40x20x25cm)
  • 「プライオリティ(有料)」は、チェックイン時点なら€/£6の追加で可能
  • チェックイン時点で「10kg Check-in Bag(€/£8)」を選べば、10kgまで預け荷物にできる

この変更は「定刻での離発着のための改善」としていますね。

ただこの「プライオリティ」も個数制限があるようで、搭乗口で並んでいる時にこのように番号シールを貼られて

乗る直前に回収されてます。

持ち込めてなくねぇ・・?

あれじゃないの?降りた時に荷物待ちの回転寿司したくないからみんな持ち込みたいんじゃないの・・?(コンベアーね)

というわけで、ぜったい回転寿司したくない人はリュックで行くのがおすすめ。
「スモールバッグ」は前述のように40x20x25cmのサイズが定義されていますが、要は「頭上の荷物入れではなく、足元シート下に置けるかどうか」でしょう。私も今回はリュックひとつでアイルランド・マルタ・イタリアを周りました。以前からリュックはチェックがゆるく、抜き打ちチェックもなかったです。実際ギリギリ足元シート下に入るサイズでした。

また、注意すべきはキャリーバッグの厚みです。たいていの「機内持ち込みサイズキャリー」は、今の規定よりも厚いはず。動画に映っているものもかなりコンパクトなタイプですね。実際私の使っているものは厚みがオーバーしていたので、今回使いませんでした。

ちょうど10月ライアンエアに乗った際は、空港によってサイズチェッカーが混ざってました(そういうとこー!)
イタリアのペスカーラ空港では、11月からの 40x20x25cm 版が置かれていました。

ボーディングパス

ライアンエアはLCCなので当然、webで予約後は自分でオンラインチェックインが必要です。

  • 無料でチェックインできるのは搭乗の48時間前〜2時間前のあいだのみ。
  • または、有料で座席を選択することで60日前からチェックイン可能。
  • 有料で座席選択しない場合は、ランダムで予めシートが決まる。
  • アカウント登録しておけば先々の予約もマイページ上にまとめられる。
  • 手荷物の追加などもオンラインチェックイン時にできる。
  • ボーディングパスはダウンロードでもプリントアウトでも。(ここ重要なので後述)

現在ボーディングパスはこんなかんじになりました。


ご丁寧に折り目や、搭乗の○時間前にお家を出る!といったカウントダウンがメモできるようになっています。そうね、そのへんホントみんな日本人のような緊張感無くて自由だからね…。座席はここだから前から乗れ、後ろから乗れという指示まで。以前はどうでもいい広告がついてたので、それに比べれば実用的ですね。

現在ライアンエアはアプリもあり、ボーディングのバーコード部分さえ読み取れれば紙でもアプリでも、PDFをスマホに表示するのでも問題ありません。しかし!Non-EUシチズンの場合、以前の記事にも書いたように、「ビザチェック」が必要です。預け荷物が無いとしても空港でカウンターへ寄り、「ビザチェックプリーズ」と伝えましょう。

スタンプだったり、手書きだったりなので、まじで形式上の対応。手書きはさ、私が書いちゃったって良さそうじゃね?

そして今回、ひとつ気づいたことがありました。以下のボーディングパスを見比べてみましょう。

左はローマからダブリンへのフライト。
右はマルタからペスカーラ(イタリア)へのフライトです。
シェンゲン協定加盟国同士であるマルタからイタリアへのボーディングパスには、「VISA CHECK」の文字とスタンプのマスがありません。

もしかしてビザチェックいらないのか。

もしかして前から要らなかった? という気もしつつ、ビザチェック要らないなら、紙じゃなくてアプリで行けんじゃね。と考え、アプリでボーディングしてみることにしました。ただ変な人にあたって実験失敗したら怖いので、一応紙も宿で印刷して持ってゆきます。

結果、行けましたー!

シェンゲン協定加盟国同士で「VISA CHECK」の文字がボーディングパスになければ、印刷せずアプリ or PDFの画面表示でいけます!

ということで2018年11月時点でのライアンのポイント。

○「VISA CHECK」の文字の有無を必ず確認する。なければ、印刷不要。
○荷物関係で節約するなら機能的なリュックひとつで旅する。
○キャリーバッグは厚さに注意。
○キャリーバッグの厚さがどうにもならないなら、潔くオンラインチェックイン時に€/£8追加して預け荷物にする。

ということですね!

ちなみに今回利用したライアンエアの運賃。
ローマ(チャンピーノ)11:20→ダブリン13:35|€41.61
ダブリン07:20→マルタ12:00|€44.05
マルタ11:50→ペスカーラ13:20|€22.02
うむ、やっぱり安いですね。


日本語があるな、よしよし…。

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